タイミング良くお部屋をランクアップしてもらうことができ、マリーナベイサンズホテルの54階のスイートルームに一泊しました。広さは500平方メートルだとか。マリーナベイサンズホテル公式サイトには首脳クラスや特別なVIPのための豪奢なスイートと書かれています。
わたしたちは最初からスイートルームを予約するようなランクの家族ではありませんので、なかなか貴重な経験ができたなあという感じです。
一泊ですので、広い広いお部屋を十分に活用できたとはいえませんが、感想を書いておこうと思います。
マリーナベイサンズホテルのスイートはエレベーターが別。
お恥ずかしながら、チェックインのあと何基もあるエレベーターのどれに乗れば54階に停まってくれるのかわからずうろうろしてしまいました。
実は高層階50階〜54階に停まるエレベーターは目立たないように案内が地味な表示「PAIZA LIFTS 50-54→」になっていて、タワー2のエレベーターの裏側に位置しています。
他の階のお客さんがどんどん乗って来ないようになっているのですね。
エレベーターに乗ったらまずルームカードキーをかざしてから54を押します。
そうしないと動いてくれません。
降りるときはカードキーは要りません。
さて、54階に到着。
広いエレベーターホールはたった2組だけのもの。
最後まで、隣のお部屋の方には会うことはありませんでした。
お部屋までの廊下。
部屋に入ります。
リビングへ続くエントランスです。
入って左手はカラオケルーム。
ふかふかのソファーに暗めの照明。
右手はひとつめのトイレ。
入っただけで便座のふたがパカンと開きます。
隣がトレーニングルーム(フィットネスルーム)。
マシンがどんと置かれています。
バランスボールも転がっている。
それからエステルーム。
リビングルームは広いです。
こんなに広いと落ち着かないなあ。
大きな全面ガラス張りの窓の向こうには雑誌で見たようなシンガポールのマリーナの景色が広がっています。 窓は上が外に向かってかなり傾斜しているので、ギリギリに立つと腰がひけます。 マーライオンははるか下、キーホルダーのような大きさで、細い糸のような水を吐いています。
ミニサイズのグランドピアノが置かれています。
ひいてみましたが、ちゃんと調律もされています。
隣や上下に響かないよう防音もしっかりされているのでしょう。
エスプレッソマシンとサービスのお水。
リビングにはコンセントはいくつもありますが、ひとつだけユニバーサルタイプのコンセントがあります。
絶対必要なスマホの充電やPCの電源はここに挿すと使えます。
(220vですので、日本のドライヤーなどは厳禁です。)
リビングの両側にそれぞれベッドルームとシャワールームがあります。
マスターベッドルームにはキングサイズのダブルベッドが。
窓の景色はリビングから見たのと同じ。
奥にもうひとつ部屋があって書斎になっています。オールインワンプリンターがあり、金庫もあります。
住む人しか活用できないのでは?と思うようなウォークインクローゼットがあり、
バスルームも豪華です。
ドライヤーは強風なパワーあるタイプ。
パウダーコーナー(化粧台)も素敵で女性陣は喜んでいました。
セカンドベッドルームには、クイーンサイズのダブルベッドが2台。
バスルームも豪華。ジャグジーバスタブでブシャ〜と水流が出ます。
アメニティーは標準的な感じ。
こちらにもパウダーコーナーあり。
キッチンもあります。
こんなスイートルームをウィークリーマンション使いするお金持ちってどんなひとなのだろうと思ってしまいますね。
こちらにはお勝手口があり、廊下へ出られますが、もちろんオートロックなので、キーを持たずにお勝手から出てしまうともう入れません。ご注意を。
ベッドの寝心地も良いものでした。
観光でしっかり疲労していたので、寝心地を楽しむ前に眠りに落ちましたが。
朝、目覚めて見るマリーナの景色は新しい感動を呼びます。
結局、たった一泊のマリーナベイサンズホテルなので、ピアノもカラオケもトレーニングマシンも書斎もほとんど使わず、ただ動作チェックをしただけのような感じで終わってしまいました。
部屋も楽しみたいけれど、プールも楽しまなくてはいけないので、一泊ではもったいないですね。